マツエク施術の資格?安心できるアイリスト・サロン選びのポイント

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マツエク(まつ毛エクステンション)は、アイリストやアイスタイリストと呼ばれる目元のケアのスペシャリストによって施術されます。

しかしながら、知識や技術はサロンやアイリストによっても差が出てしまいます。

このページでは、マツエクを施術するアイリストの資格や試験とアイラッシュサロン選びのポイントを解説します。


アイリストに必要な資格

マツエクを施術する技能者をアイリストやアイスタイリスト、アイデザイナーなどと呼びますが、誰でも簡単に仕事にできるわけではありません。

国家資格は存在しませんが、社団法人化された民間団体による認定資格が存在します。

しかしながら、実は民間団体による認定資格を持っているだけでは、マツエクを施術することはできません。

アイリストになるための前提条件

マツエクを施術することに関しては、施術のできるできないが法律で定められています。

美容師法に基づき、首から上の容姿を美しくすることを美容と定義されています。マツエクも美容に該当し、美容を仕事とするには美容師免許を取得している必要があります。

つまり、マツエクの施術には美容師資格が必要であることが法律で定められています。

また、経済産業省と厚生労働省による協議の結果が2016年に公表されていますので参考にしてください。

美容師法第2条第1項の規定において、「美容」とは、「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう」とされており、通常首から上の容姿を美しくすることと解している。「まつ毛エクステンション」は同法第2条第1項に定める「美容」に該当する。

同法第6条において、「美容師でなければ、美容を業としてはならない」とされていることから、美容師免許を取得していない者がまつ毛エクステンションのように「美容」に該当する施術を一部であっても行うことは同条に違反する。なお、同法第6条でいう「業」の解釈については、「反復継続の意思を持って理髪又は美容の行為を行う者は、その対象が特定であると不特定であるとを問わず、又営利を目的とすると否とを問わず、必ず理髪師又は美容師の免許を受けた者であること」とされており、照会書にある内容が業に当たる場合、これを美容師免許を持たない者が行うことは同条に違反することとなる。

経済産業省

アイリストの民間資格

マツエクに関する民間団体はたくさん存在します。団体ごとに資格を発行していますので参考にしてください。

※ここでは、試験実施や資格を付与している団体で、ホームページに明確な情報が明記してある団体のみをピックアップしました。その他にも様々な団体が存在するようですがご了承ください。

一般社団法人 日本アイリスト協会

日本アイリスト協会のホームページ

一般社団法人 日本アイリスト協会(Japan Eyelist Association:JEA)は、2008年に設立された社団法人です

一般社団法人日本アイリスト協会では、3級から1級までの資格を提供していますが、3級は美容師免許が不要で技術提供を行わない方が対象なので注意が必要です。

  • JEA3級ベーシックライセンス
  • JEA2級スタンダードライセンス
  • JEA1級プロフェッショナルライセンス

一般社団法人 日本まつ毛エクステンション認定機構

日本まつ毛エクステンション認定機構のホームページ

一般社団法人 日本まつ毛エクステンション認定機構(Japan Eyelashextension Certificate Authority:JECA)は、アイデザイナーという名称を用いている団体で、アイデザイナー技能検定試験を提供しています。

技能検定試験の合格者には、認定証が授与され、3年ごとに更新も行っています。また、全級の受験資格に美容師国家資格を有することと定められています。

  • まつ毛エクステンション3級
  • まつ毛エクステンション2級
  • まつ毛エクステンション1級

NPO法人 日本ウィングエクステンション協会(JWA)

日本ウィングエクステンション協会のホームページ

日本ウィングエクステンション協会(Japan Wing extension Association:JWA)は、美容師、美容専門学生、ASHIYAアカデミー卒業生のみに向けた団体で、技術の向上と衛生管理上の安全確認等を行うためレベルチェックテストを提供しています。

  • レベルチェックテスト 3級
  • レベルチェックテスト 2級
  • レベルチェックテスト 1級

一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会

NEA日本まつげエクステ協会のホームページ

一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会は、プロアイリスト検定を実施している団体です。※受験資格に美容師免許の有無は明記されていません。

  • 3級プロアイリスト
  • 2級プロアイリスト
  • 1級プロアイリスト
  • プロアイリスト認定講師

一般社団法人 国際アイスタイリスト協会

国際アイスタイリスト協会のホームページ

一般社団法人 国際アイスタイリスト協会(World Eyestylist Association:WEA)は、アイスタイリスト技能試験を実施している団体です。※受験資格に美容師免許の有無は明記されていません。

  • WEAアイスタイリスト 3級ライセンス
  • WEAアイスタイリスト 2級ライセンス
  • WEAアイスタイリスト 1級ライセンス
  • WEAアイスタイリスト 認定講師

日本アイラッッシュデザイナーズ協会

日本アイラッッシュデザイナーズ協会のホームページ

日本アイラッッシュデザイナーズ協会は、ガイドラインと技術を取得するための認定試験を実施している団体です。※受験資格に美容師免許の有無は明記されていません。

  • ホワイトディプロマ
  • ゴールドディプロマ

一般社団法人 国際アイラッシュ協会

国際アイラッシュ協会のホームページ

一般社団法人 国際アイラッシュ協会(IEA)は、協会認定校を卒業することで、ディプロマ(民間資格)を提供しています。※資格の取得に美容師免許の有無は明記されていません。

  • 技能検定試験 2級
  • 技能検定試験 1級

安心できるサロン選びのポイントまとめ

マツエクのサロン選びには、大きく3つのポイントがあります。

  1. 美容師免許を有しているか
  2. 技術が豊富にあるか・経験豊富か
  3. 知識が豊富にあるか

「アイリストになるための前提条件」で解説したように、マツエクサロンを選ぶときは、施術者が美容師免許を有しているか否かが最も重要です。

もし、美容師免許を持っていないアイリストが施術しているのであれは違法行為に該当しますので、そのサロンは選ばないほうが良いと言えます。

また、美容師免許がある上で、学校のカリキュラムを修了したり資格取得で、技術や知識を習得したアイリストであることが重要なのかと思います。

しかしながら、美容師免許と民間資格さえ持っていれば問題ないということはなく、上手い・下手は、アイリスト個人個人の技術に依存してしまいます。

サロン選びの際は、行ってみたいサロンのホームページ情報やそのサロンの口コミを確認するのも1つの手段です。



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